耳介ケロイド・肥厚性瘢痕
ピアス、けが、手術などの傷跡が赤く硬く盛り上がり、かゆみや痛みを伴うことがあります。ケロイドと肥厚性瘢痕を見分け、状態に応じた治療を検討します。
耳のしこり・腫れ・変形・ピアス後のトラブル
耳介ケロイド、耳介血腫・柔道耳、粉瘤や良性腫瘍、外傷などを診察します。
症状に応じて治療をご提案し、他科や連携医療機関での診療が適する場合はご案内します。
Ear and Periauricular Conditions
耳のしこりや腫れ、傷跡の盛り上がり、外傷後の変形には、さまざまな原因があります。見た目が似ていても治療方法が異なるため、発症した時期、痛みや出血の有無、外傷・ピアス・手術の既往、変化の速さなどを確認します。
形成外科で対応できる症状のほか、耳の穴の症状や聞こえの変化を伴い耳鼻咽喉科が適するもの、詳しい検査や入院治療が必要なものもあります。まず状態を確認し、適切な診療先を含めてご案内します。
Conditions
ピアス、けが、手術などの傷跡が赤く硬く盛り上がり、かゆみや痛みを伴うことがあります。ケロイドと肥厚性瘢痕を見分け、状態に応じた治療を検討します。
スポーツや打撲などの外力で、耳介の皮膚と軟骨の間に血液がたまり、急に腫れる状態です。変形を防ぐため、早めの診察が大切です。
耳介血腫を繰り返す、または治療せずに経過して、耳が硬く不整に変形した状態です。変形の範囲と硬さに応じて手術の適応を検討します。
耳や耳の後ろにできるしこりには、粉瘤、脂肪腫などがあります。炎症、増大、痛みの有無を確認し、必要に応じて切除や病理検査を検討します。
切り傷、裂けた傷、軟骨が見える傷、外傷後の変形などを診察します。新しい傷は治療開始までの時間が重要なため、早めにご相談ください。
赤み、腫れ、膿、ピアスやキャッチの埋没、ケロイド、耳たぶの断裂などがあります。症状と部位に応じて処置や治療をご案内します。
耳のしこりがすべて粉瘤とは限りません。診断が不明な場合や悪性が疑われる場合は、画像検査や詳しい検査が可能な医療機関をご紹介することがあります。
Symptoms and Treatment
外用薬、テープ、注射、圧迫、手術などを状態に応じて検討します。再発することがあるため、術後治療を組み合わせる場合があります。
血液を除く処置と圧迫固定などを検討します。ご自身で針を刺すと、感染や再出血の原因になるため避けてください。
硬くなった組織や軟骨の変形は、単純に血液を抜くだけでは戻りません。程度により形成手術や連携医療機関での治療を検討します。
必要に応じて局所麻酔での切除を検討します。炎症が強い場合は、先に感染や炎症の治療を行うことがあります。
治療方法は、症状の時期、大きさ、炎症、軟骨への影響、過去の治療などによって異なります。当院で行っていない検査・治療や、入院・全身麻酔が適する場合は連携医療機関をご紹介します。
When to Seek Care
大量の出血、耳の一部が取れた・大きく裂けた、頭部外傷を伴うなど緊急性が高い場合は、救急対応が可能な医療機関を受診してください。耳の穴や聞こえに関する症状は、耳鼻咽喉科での診療が適する場合があります。
Insurance and Private Treatment
同じ耳の症状でも、病気や外傷に対する医学的な治療か、見た目を整えることを主な目的とする治療かによって、保険診療・自費診療の区分が異なります。
| 耳介血腫・新しい外傷 | 腫れや出血などに対する医学的な処置は、健康保険の対象となることがあります。交通事故や仕事中・通勤中の負傷では、別の制度が関係する場合があります。 |
|---|---|
| 粉瘤・良性腫瘍 | 炎症、痛み、増大などがあり、診断・治療のために切除する場合は、健康保険の対象となることがあります。 |
| ケロイド・傷跡 | 痛み、かゆみ、増大などを伴うケロイドや肥厚性瘢痕の医学的治療は、保険診療となる場合があります。治療内容により異なります。 |
| 外傷後の変形・柔道耳 | 機能障害を伴う治療は保険診療となる場合がありますが、外見を整えることが主な目的の修正は自費診療となることがあります。 |
| ピアス関連 | 感染、埋没、外傷などの医学的治療は保険診療となる場合があります。ピアス穴を開ける・閉じる、位置や形を整えるなどの処置は原則として自費診療です。 |
健康保険の適用は、診断名だけでなく症状、治療目的、選択する処置などに基づいて判断します。当院での取り扱いと費用は診察後にご案内し、自費診療となる場合は治療前に費用をご説明します。
Consultation Flow
Risks and Aftercare
処置後に痛み、腫れ、内出血、出血、血腫などが生じることがあります。
感染、傷が開く、治癒に時間がかかる、軟骨炎などが生じる可能性があります。
傷跡、赤み、硬さ、盛り上がり、くぼみ、輪郭の不整、左右差が残ることがあります。
血腫、粉瘤、ケロイドなどが再発し、再処置や追加治療が必要になる場合があります。
Doctor
院長 / 日本専門医機構認定 形成外科専門医
耳介と耳周囲の形成外科診療の経験をもとに、症状の時期、皮膚と軟骨の状態、傷跡、変形などを確認し、必要な治療や適切な診療先をご説明します。
院長プロフィールを見る →FAQ
耳介の腫れ、傷、変形、皮膚のしこり、傷跡は形成外科で診療します。耳の穴の痛み、耳だれ、聞こえにくさなどが中心の場合は耳鼻咽喉科が適しています。迷う場合は、症状を確認して適切な診療先をご案内します。
耳介血腫の可能性があります。時間が経つと硬く変形することがあるため、できるだけ早めに医療機関を受診してください。
ご自身で針を刺すことは避けてください。感染、再出血、軟骨の障害、変形の原因になることがあります。医療機関で診断と処置を受けてください。
どちらも傷跡が盛り上がりますが、広がり方や経過が異なります。診察で傷の範囲、原因、経過、症状などを確認して治療を検討します。
ケロイドは切除後に再発することがあります。大きさや経過に応じて、圧迫や薬物治療などを組み合わせることを検討します。
大きさ、場所、炎症の程度などによっては、局所麻酔の日帰り手術を検討できます。炎症が強い場合や詳しい検査が必要な場合は、先に別の治療や検査をご案内します。
硬くなった組織や軟骨の変形に対して形成手術を検討できる場合があります。ただし、変形の程度によっては完全に元の形へ戻すことが難しく、複数回の治療や連携医療機関での治療が必要なことがあります。
病気や外傷に対する医学的治療は保険診療となることがあります。一方、見た目を整えることが主な目的の修正やピアス穴の処置などは自費診療となる場合があります。診察後にご案内します。
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