皮膚には、ほくろ、イボ、粉瘤、脂肪腫、石灰化上皮腫など、さまざまな「できもの」ができます。多くは良性ですが、見た目だけでは良性・悪性の判断が難しいものもあり、急に大きくなる、形や色が不整、出血する、ただれる、痛みが続くといった場合は注意が必要です。
当院では形成外科専門医が診察し、部位・大きさ・深さ・症状・悪性を疑う所見の有無を見ながら、保険診療での切除や処置を検討します。
皮膚のできものを、診断から病理検査まで対応
引っかかる、出血する、腫れる、少しずつ大きくなる。
気になる皮膚のできものを局所麻酔で取り除き、病理組織検査で悪性所見がないことを確認します。
Skin Tumor
皮膚には、ほくろ、イボ、粉瘤、脂肪腫、石灰化上皮腫など、さまざまな「できもの」ができます。多くは良性ですが、見た目だけでは良性・悪性の判断が難しいものもあり、急に大きくなる、形や色が不整、出血する、ただれる、痛みが続くといった場合は注意が必要です。
当院では形成外科専門医が診察し、部位・大きさ・深さ・症状・悪性を疑う所見の有無を見ながら、保険診療での切除や処置を検討します。
ひげ剃り、洗顔、着替え、下着やベルトでこすれる場所は、くり返し刺激を受けて出血や炎症を起こすことがあります。
粉瘤は感染を起こすと赤く腫れて痛み、膿が出ることがあります。炎症が強い場合は、まず炎症を落ち着かせてから根治手術を計画します。
色むら、境界の不整、急な増大、出血、ただれがある場合は、悪性腫瘍との鑑別が必要です。気になる変化は早めにご相談ください。
Insurance and Pathology
ほくろ・イボ・粉瘤はいずれも、医学的に切除が必要と判断される場合、保険診療で対応できることがあります。美容目的のみでの除去は保険適用外となる場合がありますが、悪性を否定しきれない、出血する、引っかかる、炎症をくり返す、痛みがあるなどの症状がある場合は診察で判断します。
当院では、必要に応じて手術で取り除いた組織を病理組織検査に提出し、悪性所見の有無を確認します。見た目が良性に見えるできものでも、顕微鏡で確認することがあります。
処置する部位に局所麻酔を行い、痛みを抑えるよう配慮して切除します。大きさや場所によって、切除範囲と傷跡の方向を検討します。
取り除いた組織は病理組織検査に提出します。良性かどうか、粉瘤の袋が取れているか、悪性を疑う所見がないかを確認します。
診察や病理結果で悪性が疑われる場合は、追加切除や専門施設での詳しい検査が必要になることがあります。必要な治療につながるようご案内します。
Common Conditions
色素性母斑など、黒色から茶色の盛り上がりとして見えることが多いできものです。顔や首では、ひげ剃り・洗顔・マスクで引っかかることがあります。
首や顔、体にできる盛り上がりで、加齢や摩擦に伴うもの、ウイルス性のものなどがあります。見た目が似ていても治療法が異なるため診断が大切です。
皮膚の下に袋状の構造ができ、垢や皮脂がたまってしこりになる良性腫瘍です。感染すると赤く腫れ、痛みや膿、においを伴うことがあります。
脂肪腫、石灰化上皮腫、表皮嚢腫なども診察しています。大きさや深さによっては、連携医療機関での検査や治療をご案内することがあります。
Treatment Options
取り除いたあとは、CO2レーザーで焼灼処理をして新しい皮膚ができるのを待つ方法や、糸で縫合する方法などがあります。どちらがよいかは、できものの種類、大きさ、深さ、場所、傷跡の目立ちやすさ、病理検査に必要な組織量によって変わります。
顔では傷跡の方向やへこみを、体では引っ張られる力や再発しにくさを考え、状況に合わせて判断します。
小さく浅い病変では、取り除いたあとにCO2レーザーで焼灼し、軟膏処置を続けながら新しい皮膚が張るのを待つ方法を選ぶことがあります。縫合しないため抜糸は不要ですが、赤みや色素沈着がしばらく残ることがあります。
深さのあるほくろ、大きめのイボ、粉瘤などでは、病変を取り除いたあと糸で縫合します。傷は線状になりますが、部位や状態に応じて縫合方法を検討します。
粉瘤は中身だけを出しても袋が残ると再発しやすいため、袋ごと取り除くことが基本です。炎症が強い場合は、先に切開排膿を行い、落ち着いてから根治切除を行うことがあります。
皮膚のしわの方向、顔の表情の動き、服でこすれる場所などを考えて切開線を決めます。術後はテープ保護や遮光など、傷跡を落ち着かせるケアも大切です。
Treatment Flow
できものの場所、大きさ、色、硬さ、痛みや出血の有無を確認します。いつからあるか、変化しているかも大切な情報です。
CO2レーザー焼灼、切除縫合、粉瘤の切除、炎症時の切開排膿など、状態に合わせて方法を説明します。傷跡や通院回数もお伝えします。
局所麻酔を行い、病変を取り除きます。処置後は圧迫、軟膏、テープ、ガーゼなど、傷の状態に合わせた保護を行います。
病理組織検査の結果を確認し、悪性所見がないかをご説明します。縫合した場合は、部位に応じた時期に抜糸します。
Aftercare and Risks
処置後は、出血、腫れ、痛み、内出血、赤み、感染、傷跡、色素沈着、へこみ、盛り上がり、再発などが起こることがあります。CO2レーザー焼灼後は、しばらく赤みのある擦り傷のような状態になり、軟膏処置を続けながら皮膚が張るのを待ちます。縫合した場合は、抜糸後もテープ保護を続けることで傷跡が落ち着きやすくなります。
処置当日は長風呂、飲酒、激しい運動を避けてください。出血や腫れを防ぐため、患部を強くこすらないようにします。
傷の状態に合わせて、軟膏やテープ、ガーゼで保護します。自己判断で乾かしすぎたり、かさぶたを剥がしたりしないようにしてください。
顔や首など日光が当たる部位は、赤みや色素沈着を防ぐため遮光が大切です。日焼け止めやテープで保護します。
病理組織検査の結果確認は重要です。傷の治りだけでなく、検査結果の説明まで受診してください。
気になるほくろ・イボ・粉瘤は、自己判断でつぶしたり削ったりせずご相談ください。
形成外科専門医が、診断・処置・病理検査まで対応いたします。