茶あざ
扁平母斑・カフェオレ斑・ベッカー母斑
茶あざは盛り上がりの少ない茶色のあざで、扁平母斑やカフェオレ斑などがあります。生まれつきのものと思春期以降に現れるものがあり、時期に応じて治療方針を考えます。
茶あざとは
About Brown Birthmarks
茶あざは、一般的にはほくろのように皮膚から盛り上がることなく、茶色にみえるので扁平母斑(へんぺいぼはん)と呼んでいます。生まれつきあるタイプと思春期に現れるタイプがあります(遅発性)。
色合いがやや薄いタイプはカフェオレ斑と呼ばれます。確かにカフェオレに色が似ていますね。
茶色のあざの中に小さな黒い点が混じっているタイプも含めます。遅発性のものでは毛が生えてくることもあります。
思春期にあらわれる肩の毛の生えた扁平母斑は特にベッカー母斑といいます。
扁平母斑
Flat Nevus (Nevus Spilus)
生まれつきのものも、思春期以降にでてくるものも、悪性になる心配はほとんどありません。
見た目が気になって治療するケースがほとんどです。
扁平母斑の治療は、Qスイッチレーザーが中心です。一時的な改善が見られても再発しやすいあざであることを最初にお伝えしたうえで、治療を進めます。赤ちゃんの時期に始める場合は特に、経過を見ながら進めます。
赤ちゃんのときに治療すると経過がよい場合がありますが、成人後は反応が乏しい場合が多く、治療成績が下がることが知られています。
生まれつきのタイプは、診察のうえ治療開始時期を検討します。
1. Qスイッチレーザーによる治療
Qスイッチレーザーが扁平母斑の中心的な治療法です。レーザー治療は一時的には塗り薬でのケアも必要ですが、診察のうえ適応を判断します。経過を見ながら進めていきます。
2. 思春期以降に現れた場合は?
思春期に出てきた遅発性のものにもレーザー治療が有効なことがあります。
診察時にご相談ください。
3. 赤ちゃんのうちに相談するメリット
生まれつきのタイプは大人になってからレーザーを照射しても再発率が高い傾向があります。
お子さんが小さいうちに診察を受けることで、治療開始時期を検討しやすくなります。
あざの種類や治療時期は、見た目だけで判断しにくいことがあります。
気になる症状がありましたら、診察時にご相談ください。