耳の前に多い
耳の穴より前の皮膚に、小さな突起として見つかることが多い疾患です。
耳の前にある、生まれつきの小さな突起
副耳は、耳の前や頬などに生まれつきみられる皮膚の突起です。
内部に軟骨を含むことがあるため、形成外科で状態を確認します。
Accessory Ear
副耳は、生まれたときから耳の前などにある、いぼのような小さな突起です。皮膚だけに見えても、内部に軟骨が含まれている場合があります。通常は緊急の治療を必要としませんが、形や大きさ、付着部、軟骨の有無、年齢などによって治療方法が異なります。
当院では、形成外科医が診察し、経過観察できるか、切除を検討するか、局所麻酔で対応できるかなどをご説明します。全身麻酔や入院治療が適している場合は、対応可能な医療機関をご紹介します。
About Accessory Ear
副耳は、胎児期に耳やその周囲が形作られる過程で生じる先天性の耳介異常です。典型的には耳の前にみられますが、頬や首に近い場所にできることもあります。1つだけの場合も、複数ある場合もあり、片側または両側にみられます。
多くは痛みなどの症状を伴いません。自然に消えるものではありませんが、すぐに切除しなければならない病気でもありません。見た目、引っ掛かり、炎症の有無、ご本人やご家族の希望などを確認して治療を検討します。
掲載画像は疾患の特徴を説明するためにAIで作成したイメージ図であり、実際の症例写真ではありません。症状や形態には個人差があります。
耳の穴より前の皮膚に、小さな突起として見つかることが多い疾患です。
表面は皮膚でも、内部に細い軟骨が続いている場合があります。
通常は痛みや体調への影響がなく、経過観察を選択することもできます。
副耳か、ほかのできものか分からない場合も、診察で状態を確認します。
Accessory Ear and Preauricular Sinus
| 見た目 | 考えられる疾患 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 皮膚の突起がある | 副耳 | いぼのように盛り上がり、内部に軟骨を含む場合があります。 |
| 小さな穴がある | 先天性耳瘻孔 | 皮膚の下に管状の組織が続き、腫れ、膿、臭いなどが生じることがあります。 |
見た目だけでは判断しにくいできものもあります。赤み、腫れ、痛み、膿がある場合は、早めに医療機関へご相談ください。
Treatment
痛みや炎症がなく、見た目や日常生活で困っていない場合は、治療せず経過を見ることもできます。成長に伴う変化やご本人・ご家族の希望を踏まえて判断します。
新生児期で、付け根が細く軟骨を含まないと判断される場合に検討される方法です。軟骨が残る可能性もあるため、すべての副耳に適した方法ではありません。
副耳と、必要に応じて内部の軟骨を切除し、皮膚を縫合します。形、大きさ、付着部、年齢などを確認して切開線や麻酔方法を計画します。
糸で縛る処置をご希望の場合も、自己判断で行わず、必ず医療機関で軟骨の有無や付着部の状態をご相談ください。
Timing and Anesthesia
副耳の手術時期に一律の決まりはありません。お子さんの年齢、突起の形や大きさ、必要な手術範囲、診察や処置の間に安全に姿勢を保てるかなどを考慮します。
| 乳児・幼児 | 動かずに手術を受けることが難しい場合は、全身麻酔が必要になることがあります。当院での対応が難しい場合は、入院設備のある医療機関をご紹介します。 |
|---|---|
| 学童期以降・成人 | 大きさや手術範囲によっては、局所麻酔による日帰り手術を検討できます。適応は診察後に判断します。 |
| 急いで受診したい場合 | 出血、繰り返す炎症、急な腫れや痛みがある場合は、年齢にかかわらず医療機関へご相談ください。 |
Day Surgery
手術方法や通院回数は、実際の状態によって異なります。診察当日の手術は原則として行わず、診察後に日程をご案内します。
Health Insurance
先天性の副耳に対して医学的治療として切除を行う場合は、健康保険の対象となることがあります。ただし、診断、症状、治療目的、処置内容などによって取り扱いが異なるため、診察後にご案内します。
保険診療の場合も、年齢や自己負担割合、各種医療費助成制度によって窓口でのお支払い額が異なります。受診時に健康保険証またはマイナ保険証、医療証をお持ちください。
Webサイトの情報だけでは保険適用を確定できません。実際の状態を診察したうえで判断します。
Aftercare and Risks
手術後に痛み、腫れ、内出血などが生じることがあります。経過には個人差があります。
出血、血腫、感染、傷が開くなどの可能性があります。異常がある場合はご連絡ください。
切除後には傷跡が残ります。赤みや硬さが続く期間、目立ち方には個人差があります。
くぼみ、盛り上がり、左右差、軟骨の残りなどが生じ、追加治療を検討する場合があります。
洗顔、入浴、運動、登園・登校などの再開時期は、傷の位置や手術内容によって異なります。手術時に個別にご説明します。
Doctor
院長 / 日本専門医機構認定 形成外科専門医
小耳症をはじめとする耳介再建に長年取り組んできた経験をもとに、副耳の形、軟骨の状態、年齢などを確認し、治療方法をご説明します。
院長プロフィールを見る →FAQ
通常は自然に消失しません。ただし、痛みや炎症がなく生活上困っていなければ、治療せず経過観察することもできます。
必ず手術が必要なわけではありません。形、大きさ、引っ掛かり、炎症の有無、ご本人やご家族の希望などを確認して決めます。
付け根が細く軟骨を含まない場合に検討されることがありますが、軟骨が残る可能性があります。すべての副耳に適した方法ではないため、医療機関での診察が必要です。
一律の決まりはありません。年齢、副耳の状態、麻酔方法、ご家族やご本人の希望などから治療時期を検討します。
はい。診察は可能です。全身麻酔や入院治療が必要と判断した場合は、対応できる医療機関をご紹介します。
年齢、形、大きさ、手術範囲によっては検討できます。安全に手術を受けられるかを診察して判断します。
医学的治療として切除する場合は保険診療となることがあります。実際の適用可否は、診察後にご案内します。
皮膚を切開するため傷跡は残ります。できるだけ周囲になじむよう切開と縫合を計画しますが、赤み、硬さ、目立ち方には個人差があります。
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