毛穴の開きについて

About Open Pores

毛穴には「開き」「黒ずみ」「たるみ」「産毛」の4タイプがあり、
原因も適切なケアもそれぞれ異なります。
タイプを確認することが、治療方針を検討するうえで大切です。

毛穴の開きとは

What Are Open Pores?

毛穴は本来、皮脂や汗を分泌するために必要な小さな開口部です。 健康な状態では目立ちませんが、皮脂の過剰分泌・角質の肥厚・皮膚のたるみ・産毛などの影響で、 毛穴が広がり目立つようになります。

一口に「毛穴が目立つ」といっても、原因は大きく4つのタイプに分かれており、 それぞれで有効な治療が異なります。 スキンケアや鼻パックを続けても改善しない場合、タイプに合っていないケアを続けている可能性があります。 まずは自分の毛穴がどのタイプかを知ることが大切です。

毛穴は一度広がると自然には戻りにくい

毛穴の周囲を支えるコラーゲン・エラスチンは、加齢や紫外線によって減少します。 一度広がった毛穴は、毛穴パックや洗顔だけでは元に戻すことが難しく、 真皮レベルからのアプローチが必要です。 日常ケアを補いながら、状態に応じた治療を検討します。

毛穴が開くメカニズム

Mechanism

毛穴の広がりには段階があります。 初期段階で適切に対処することで、進行を抑えることができます。

皮脂の過剰分泌・角質の肥厚 ホルモン変動・乾燥・ターンオーバーの乱れにより毛穴出口が厚くなる
毛穴の出口に皮脂・角栓が詰まる 詰まった皮脂が圧力をかけ、毛穴の壁を押し広げていく
詰まった皮脂の酸化・黒ずみ 空気に触れた皮脂がメラニン様に酸化し、黒いポツポツとして見える
炎症(にきび)による毛穴壁の破壊 赤にきび・化膿にきびの炎症が毛穴周囲の組織を傷め、広がったまま戻らなくなる
コラーゲン減少・たるみによる楕円形化 皮膚のハリが失われ、重力で毛穴が縦に引き伸ばされて「涙型毛穴」になる

毛穴の4タイプと特徴

4 Types of Pores

毛穴の悩みは、見た目が似ていても原因がまったく異なることがあります。 タイプ別の特徴を確認し、ご自身の毛穴に当てはまるものを探してみてください。

タイプ 1
開き毛穴のイメージ

開き毛穴
皮脂詰まり型

原因:皮脂過剰・角質の肥厚

目立つ部位:Tゾーン(鼻・額・あご)

皮脂分泌が多く、毛穴出口に角栓が詰まることで、 丸くぽっかりと毛穴が開いて見えるタイプです。 皮脂腺が発達しているTゾーンに多く現れます。 ホルモン変動・乾燥による皮脂の過剰産生・ターンオーバーの乱れが主な原因です。 洗顔後しばらくするとテカリが出る方に多く見られます。

ケミカルピーリング・レーザーフェイシャル・ダーマペンなどを検討

タイプ 2
黒ずみ毛穴のイメージ

黒ずみ毛穴
酸化皮脂型

原因:皮脂の酸化・古い角栓

目立つ部位:鼻頭・小鼻の周囲

毛穴に詰まった皮脂が酸化し、黒いポツポツとして見えるタイプです。 汚れが詰まっているわけではなく、皮脂の酸化によるものがほとんどです。 鼻パックで無理に取り除こうとすると毛穴周囲の組織を傷め、 かえって毛穴を広げる原因になることがあります。 サリチル酸系のピーリングで角栓にアプローチする方法があります。

ケミカルピーリング(サリチル酸)・マッサージピール・ヴェルベットスキンなどを検討

タイプ 3
たるみ毛穴のイメージ

たるみ毛穴
加齢・重力型

原因:コラーゲン減少・皮膚のたるみ

目立つ部位:頬骨の下・フェイスライン

コラーゲン・エラスチンの減少により皮膚のハリが失われ、 重力で皮膚が下垂することで毛穴が縦に引き伸ばされ、 楕円形(涙型・しずく型)に広がったタイプです。 30代から現れ始めることが多く、丸ではなく縦長に見えるのが特徴です。 皮脂ケアだけでは変化が乏しい場合があり、真皮のコラーゲン産生を促す治療を検討することがあります。

ダーマペン・リズネ・HIFU・レーザーフェイシャルでコラーゲン産生を促進

タイプ 4
産毛毛穴のイメージ

産毛毛穴
うぶ毛型

原因:産毛・細毛が毛穴を目立たせる

目立つ部位:頬全体・こめかみ周辺

産毛(うぶ毛)が皮膚の表面に沿って生えることで影ができ、 毛穴全体が広がって見えるタイプです。 毛穴自体の開きや詰まりではなく、毛そのものが原因のため、 洗顔やピーリングだけではあまり改善しません。 光脱毛や医療脱毛で産毛を処理することで、毛穴が目立ちにくくなります。 リズネ(RF+マイクロニードル)を検討することもあります。

リズネ・光脱毛でアプローチ

毛穴タイプ セルフチェック

Self Check

鏡でご自身の毛穴を確認しながら、下の表と照らし合わせてみてください。 複数のタイプが混在しているケースも多いため、あくまで目安としてご活用ください。

確認ポイント 開き 黒ずみ たるみ 産毛
毛穴の形 丸く・ぽっかり 丸く・黒い点 縦長・楕円形 細かく・全体的
目立つ部位 Tゾーン中心 鼻頭・小鼻 頬・フェイスライン 頬全体・こめかみ
皮脂・テカリ 多い 多め 比較的少ない 関係しにくい
肌のハリ あまり関係しない あまり関係しない 低下している あまり関係しない
産毛の有無 あまり関係しない あまり関係しない あまり関係しない 産毛が多め

※上記は目安です。正確な判断には専門医による診察が必要です。

毛穴を悪化させる習慣

Habits to Avoid

毛穴ケアの定番とされている行為の中に、 実は毛穴を広げたり黒ずみを悪化させたりするものが含まれています。 普段のケアを見直すことも、治療効果を高める大切な要素です。

「毛穴パック」は一時的な効果にとどまります

鼻パックで角栓が取れると即効性を感じやすいですが、 毛穴の大きさ・詰まりやすさの根本原因を解決していないため、すぐに再び詰まります。 また、使い続けることで毛穴周囲の皮膚が少しずつダメージを受け、 毛穴が広がりやすくなることも知られています。 状態に応じて、皮脂分泌の調整・角質のコントロール・コラーゲン産生の促進を検討します。

毛穴のお悩みは、タイプ別に治療方針を検討します

毛穴は原因によって治療選択肢が異なります。
診察で肌のタイプを確認し、
ピーリング・レーザー・ダーマペンなどの適応を判断します。

※美容目的の治療は自由診療です。費用、標準的な治療回数・期間、主なリスク・副作用は各治療ページまたは料金表をご確認ください。

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